このたび当社は、FRP(繊維強化プラスチック)製造時に発生する端材を、ケミカルリサイクル技術「電炉CCS法」により再資源化することに成功しました。
この取り組みは、従来リサイクルが困難とされていたFRP廃材を製鋼用加炭材として再利用するもので、環境負荷の軽減と脱炭素社会の実現に貢献します。
2025年2月からわずか4か月で合計12.5トンを超える資源回収を達成し、埋立に依存しないサステナブルな処理スキームを構築しています。
本プロジェクトは、廃棄物マネジメント事業をおこなう株式会社サティスファクトリー様の協力のもと推進され、FRP業界における資源循環の新たな可能性を示すモデルケースとなりました。
今後も当社は、再資源化技術の活用を通じて、持続可能なものづくりと社会の実現を目指してまいります。